スクワットやデッドリフトなど、腰に負担がかかりやすい種目には欠かせないトレーニングベルト。その効果と選び方について解説していきます。
目次
トレーニングベルトの効果
トレーニングベルトを巻くのは腹圧を高めるためです。腹圧が高まるとどのような効果があるのでしょうか。
腰痛の予防
ウェイトトレーニング時、高重量を扱えば扱うほど、腰にかかる負担も大きくなってきます。そこでトレーニングベルトを巻くことで、腹圧を上げ、腰椎を安定させるのです。特にスクワットやデッドリフトなど、腰に負担がかかりやすい種目の際は、必ずベルトを着用することをおすすめします。
より強い筋力を発揮出来る
筋力と腹圧は密接に関わっています。人の身体は息を吸いこんだ状態、すなわち腹圧が高い状態の方が力が入りやすいのです。
トレーニングベルトを巻くと強制的に腹圧の高い状態になるので、より強い筋力が発揮出来るようになります。
トレーニングベルトの種類
トレーニングベルトには大きく分けてレザー素材とネオプレーン素材の2種類あります。
レザー素材(調整穴式)
強度・耐久性共に高いですが、身体に馴染むまでに時間がかかります。長さの調節は調整穴で行うので、微妙な調節が出来ません。初心者から上級者まで広く使えます。
ネオプレーン素材(マジックテープ式)
強度はレザーに比べてやや劣りますが、柔らかい素材のため身体にすぐフィットします。マジックテープ式なので長さの調節は容易で、しかも細かい調節が可能です。初心者や女性の方向けで、価格は安めです。
長さは本来のウエストより短めの物を選ぼう
トレーニングベルトはきつく締めて腹圧を高めないと意味がないので、本来のウエストのサイズよりも2~3㎝短めのものを選びましょう。
おすすめのトレーニングベルト
トレーニングベルトの定番といえば、このゴールドジムのトレーニングベルトです。サイズがXS~Lまでありますが、普通の人はSサイズで十分だと思います。
参考までに紹介しておくと、165cm/70kgの管理人はMだと一番小さい穴でも少しお腹との間に隙間が空いてしまうのでSサイズのものを使っています。
耐久性と締め付けの強度を考えると、やはりマジックテープ式よりもこういった調整穴式のベルトがおすすめです。