自宅で本格的に筋トレをするなら、ダンベルは絶対に必要です。しかしそれはダンベルなら何でも良いというわけではありません。選ぶダンベルを間違えてしまうと、「せっかくお金を掛けたのに効果が出ない・・・」なんてことにもなりかねません。
ここでは自宅で成果を出すための正しいダンベルの選び方を紹介します。
目次
ダンベルの種類
ダンベルには重量固定式と可変式の二種類があります。
重量固定式
重量固定式はこのように重さを変えることが出来ないタイプです。ジムなんかはプレートの付け替えが要らないように、このタイプのダンベルを1kg毎に揃えていることが多いと思います。しかし重さの違うダンベルをいくつも揃えるとお金もスペースも取られるため、このタイプは自宅用には適していません。
可変式
可変式はプレートの付け外しにより重さを変更出来るタイプのダンベルです。
可変式ダンベル一つあれば、重さを変更することで様々なトレーニングに対応出来るため、自宅用にはこちらのタイプが適しています。
プレートの素材
主に使われている素材はアイアンとラバーの二種類ですが、クロムやポリエチレンのダンベルもあります。自宅で使用する場合は床へのダメージや騒音などが問題になるので、ラバー素材のものが断然おすすめです。
アイアン(鉄)
プレート素材としては最も一般的なもの。価格は安いが床を傷つけたり、プレート同士の接触で音がなるため自宅用にはあまり向かない。長期間使用すると錆びることがある。
ラバー(ゴム)
自宅用プレートで最も一般的なもの。表面がラバーリングで覆われているため、床を傷付けたり、プレート同士の接触で音が鳴ることがない。価格はやや高い。ゴム臭がきついことがある。
クロム
鉄とほぼ同じだが、こちらは錆びないのが特徴。高重量の可変式ダンベルが売っていないのが難点。
ポリエチレン
あまり一般的ではないが、ラバーとほぼ同じ特性を持ち、価格は安い。ゴム臭いのが苦手な人向け。
シャフトの種類
シャフトには二種類ありますが、現在は安全面からスクリューシャフトが主流です。ノーマルシャフトは緩むと危険なので、スクリューシャフトを選ぶようにしましょう。
スクリューシャフト
ネジを締め付けて固定するタイプ。多少緩んでもプレートが外れることがないので安全。ほとんどのダンベルセットにはこのタイプが使われている。
ノーマルシャフト
圧着で固定するタイプ。少しでも緩むとプレートが落下する危険性がある。初心者には不向き。
重さは何kgのものを選ぶべきか
初心者の方は40kgセット(片手20kg×2)、中級者の方は60kgセット(片手30kg×2)があれば十分だと思います。私自身60kgセットを使用していますが、ちょうど良い重さです。
購入してみて重さが足りなかったら、プレートを買い足すことも出来ます。
管理人が使用しているダンベル
私が実際に使っているのはこちらのIROTEC社製の可変式ラバーダンベル60kgセットです。
- 可変式
- スクリューシャフト
- ラバータイプ
という3点を軸に選んだ結果、この商品になりました。もう購入してから3年になりますが、ジムに通わずトレーニングができるようになりとても満足しています。
私は60kgセットを買いましたが、初心者の方であれば40kgセットを買ってみて、足りなくなれば後からプレートを追加購入という形でも良いと思います。